杉江 雅子のご紹介 - 武田流心くばり介護道(R)/介護傾聴師(R)養成講座

武田流心くばり介護道/介護傾聴師養成講座 杉江 雅子のご紹介

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格
杉江 雅子(すぎえ まさこ)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

言い知れぬ不安にさりげなく手を差し伸べられる社会を

 人は必ず老いていくもの。そんな現実を心にズシリと感じたのは、14年前、祖母が認知症になって介護施設に入った時でした。それから約8年間、祖母は96歳まで生きることができました。施設を3度転院しましたが、人生の最期を介護施設の皆さまの温かい心のサービスで迎えることが出来たことは、今でも家族ともども本当に感謝しています。
考えてみれば・・・家族があらゆる生活の介添えを「手に負えない」と判断した状況で入所させていただくわけですから、お引き受けいただく施設の職員の方々のご苦労はどれほどのものかと思います。
 また、私の父親は、現在79歳。早いものでもうあと1年で80歳です。この父が数年前より、高齢による聴力の低下で補聴器を着けています。先日のことです。何とその補聴器がなくなってしまうという事件がおきました。そこからが大変です。父の豹変。何を話しかけても父の被害妄想が始まってしまいました。そう。補聴器を失った耳には、“よくわからない音”としてしか、会話が聴こえていないのです。
「どうして、そんなに聞えない声で話しかけるの?」悲しいほどに何かを疑うような眼をされると、こちらも次第に話しかけるのをためらうようになるものですね。
 しかし、それではいけないと思い、筆談を使って父の心の声を聴き、姉と二人で父の「悲しく辛い気持ち」に寄り添っているうちに、父の被害妄想はおさまってきました。最終的には、私と姉で父の補聴器を購入し、再び安心を取り戻した父は前と変わらない優しい父になりました。
 人が健康の一部を失い、不安に包まれるということは、こんなにも大変なことなのですね。そして、それは本人のみならず周りの家族も同じように不安で戸惑うものでした。しかし、心に寄り添えば、雪が溶けるかのように、終わってしまう問題がそこにあったのです。
 現代社会は、超高齢化社会。15歳以上の人口の実に3分の1が65歳以上であると言われています。高齢者なのですから、何かしら健康の一部を失い、言い知れぬ不安に包まれて生活されている方の実に多いことは想像に余り有ります。そのことをより多くの人が、出来るだけ早く理解しておく必要があります。
 生身の人間同士のやり取りとなる介護とは、『介護ビジネス』や『介護技術』の前に、『目に見えない介護サービス』ということで“心”の土台の上にあります。介護現場20年の経験に基づいて、その方法をお伝えするこの「武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®」は、大変幅広く、以下のような方々に当てはまると言えます。
 例えば、今後介護をするだろうと思われる方、ご自身の周りで介護をされている方がいらっしゃる場合、現在ご家族等の介護をされていらっしゃる方、介護職に就いていらっしゃる方、介護関連職に就いていらっしゃる方、今後、介護職を考えていらっしゃる方、今後、介護関連職を考えていらっしゃる方、介護職で「思い通りにならないことが多い」と思われる方、介護関連職で「思い通りにならないことが多い」と思われる方。
 サポート・支援・介護と手助けが必要な場面では、周りにいる人間も相互に支え合い、周りのどこからでもさりげなく手を差し伸べられる、そんな社会が望まれます。
 我々も、より良い社会のためのお手伝いが、少しでもできれば幸いです。

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