西渕 嗣郎のご紹介 - 武田流心くばり介護道(R)/介護傾聴師(R)養成講座

武田流心くばり介護道/介護傾聴師養成講座 西渕 嗣郎のご紹介

武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座 師範・教授格
西渕 嗣郎 (にしぶち しろう)

プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

『 よく聴き、よく訊く 』

 近年、対人援助の中で最も大きな関心を抱かれているのは、“介護支援”特に高齢者のそれでありましょう。身近な問題でありながら、その現れ方が多種多様で、その支援には公式(マニュアル)がありません。結局、その支援の手法は多くの現場実践の中から経験則として編み上げられてきております。その中で「最も大切なことは、介護の場における立場・役割を超えて、その関わりを“一期一会”の貴重な機会ととらえることである」と本講座の 創始者 武田直美はとらえております。その出会いの語りかけに、自分自身の理解能力の感度を高めて耳を傾けることの大切さをうったえております。
 援助の技術的な能力(どうするか)を超えて、目の前の人・事実の受けとめ方(どうあるか)に本質があると理解できます。
 最近、こんな経験をしました。
 100歳を超えた認知症の母が脳梗塞半身不随となり入院し、家族による介護がそれまで以上に重要となりました。以前から、その母の身の回りの世話をしていた二人の姉妹(母の実娘)が、“排泄介助”の方法のことで意見が合わなくなりました。ふたりの軋轢は、他の取りなしにもかかわらず数十日にもおよび、お互いに顔を合わせるのも避けたい状態になってしまいました。二人のつらさは、母親への介護の大変さよりはるかにまさっておりました。姉の方の訴えで、ことの詳細を知った私はどうしたものかと戸惑いながら、妹の方にも会ってゆっくり話をききました。数日後、姉の方に再度会ったとき、「兄さん、○○さん(妹)にどんな魔法をかけたの? ○○さんがすっかり柔らかくなってびっくりしちゃいました。」と安堵の表情。妹の方にも再度会いました。先日の訴えは一言も出てこず、気持ちの整理ができている様子で、以前の明るさを取り戻しておりました。
 妹の方に、否姉の方にも、かけた魔法は-それがそう呼べるほどのものではないのですが-「母への介護の日々の苦と労とに耳を傾け、支持し、称賛し、感謝する。」(“よく聴き、よく訊く”)ことだけでした。
 さて、本講座を担当するにあたって、1.平易で取り組みやすく介護現場で役に立つもの、2.対人援助の実践力の修得に効果があるもの、3.理想や理論に傾きすぎずに無理のない自然なものを目指してゆきたいと願っております。

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